《スポーツは信仰の妨げか?》サッカーを通して大切なメッセージを伝える

Jリーグ セレッソ大阪U18コーチ 松波正信

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プロフィール
(現役時代)
1990年~1992年 帝京高等学校
1993年~2005年 ガンバ大阪
(指導者時代)
2006年~2009年
ガンバ大阪ユースコーチ
2010年~2013年
ガンバ大阪コーチ、監督
2014年~2015年
ガイナーレ鳥取監督
2016年~
現在 セレッソ大阪U18コーチ

 「強くあれ。雄々しくあれ、恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」(ヨシュア1・9)
 Jリーグのガンバ大阪で監督を務め、J3のガイナーレ鳥取での監督を経て、現在、セレッソ大阪のU16~18のコーチをしています。鳥取の監督をした後とはいえ、現役時代ガンバ大阪一筋でプレーし、コーチ、監督をしてきた私にとって、ライバルチームである、セレッソ大阪で仕事をするということは考えてもいませんでした。
 セレッソ大阪からオファーを頂いたときは、自分がそのチームに行ってサポーターや関係者に受けいれられるだろうかという不安や恐れがまずありました。あり得ないことだと自分の頭だけで思い悩み、すぐに答えは出せませんでした。妻とも話をし、聖書をとり、ともに祈りました。そのようなときに、冒頭に紹介したみことばが聖霊によって心のうちに語られました。思い起こしてみれば、ガンバ大阪の選手時代も、監督を務めたときも、そのほかどんなに苦しい状況の中にあっても神様が私を支え励ましてくださり、祝福で満たしてくださいました。だからこそセレッソ大阪へ行くことにおいても、アドナイ・イルエ、すべてを備えてくださる神様がともにおられることを確信することができました。

 今は16歳から18歳という若い選手の指導、育成にかかわっています。プロであるセレッソ大阪の下部組織ということで、楽しんでスポーツをするだけではなく、厳しい世界で勝ち抜いていく指導もしなければいけません。選手たちも当然高い意識を持ちながら、プロになるために日々努力して取り組んでいます。もちろん、うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。家庭や学校、いろんな環境の中で精神的に不安定になることも育成年代ではよくあることです。彼らを見ているとあらゆる困難を乗り越えていく力、解決する力、心の平安、それは神様だけが与えることのできるものであることを強く感じます。
 しかし、サッカーの明確な目標を持っている子どもたちに対して、人生における最も大切なメッセージ(福音)をどのようなタイミングでどのように伝えていけばよいのか悩むときが多くあります。
 会社組織や学校に入ると大胆に伝道することがどうしても難しくなります。しかし、地域の教会がスポーツを通して若い方々に、神様と出会う機会を提供することは大切な働きではないでしょうか。そのようにスポーツを通して伝道していきたいと思う方は私も含めてたくさんおられると思います。
 今回出版された『スポーツミニストリー』を読むと、その可能性や歴史、事例、伝道方法、どう始めていくかのヒント、そして何よりたくさんの証しが記されています。スポーツミニストリーの必要性と始める勇気が湧いてくる内容です。
 この働きが広がり、そのなかで育っていく子どもたちが楽しくスポーツを続け、後に伝道のリーダーになること、あるいはプロのアスリートとして神様を証していくことを期待しています。そのためにはスポーツミニストリーの環境がよりよくなっていく必要があります。それによってこの本の中にあるような10×10(テンバイテン)のビジョン、ひとつのミニストリーが10倍にも100倍にも神様によって祝福されるという確信をいただけると思います。神様がともに歩んでくださり、聖霊様が私たちの背中を押してくださる、そのことを期待しつつ、この国のスポーツミニストリーの発展を願い、祈っていきたいと思います。(月刊「いのちのことば」2017年3月号掲載)

月刊「いのちのことば」

 

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