《ニュース》キリスト教会・広島災害対策室 視察及び緊急支援物資配達

  • 2018/7/11
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呉市視察及び緊急支援物資配達

2014年の広島土砂災害の時に広島市内を中心とした教会とキリスト教団体で立ち上げた「キリスト教会・広島災害対策室」は7月9日、西日本の広い地域を襲った豪雨で被害に遭った呉市を視察、お見舞いと物資配布を行った。(レポート・北野献慈=キリスト教会・広島災害対策室長、広島福音自由教会牧師)

当災害対策室は、インマヌエル呉キリスト教会(内山忠信牧師)および救世軍呉小隊(吉田有士官)の教会堂と児童養護施設(吉田施設長)を訪問した。

活動報告

  • 呉市狩留家にあり断水中の児童養護施設・愛光園に以下の物資を北野と長男堅信がフェリーによって運んだ。物資は大型クーラーボックス(88リットル)2個、飲料水タンク(38リットル)2個、簡易タンク(10リットル)15個、使い捨て飲料水用袋(10リットル)38袋、パンの缶詰の救缶鳥5箱(120缶)、カレールー&レトルト140人分。
    災害対策室基金のうち、20万円を当面の物資調達などの資金として使えるようにし、物資を購入。救缶鳥は日本福音自由教会協議会の災害対策室からの献品。
  • 呉市狩留家(かるが)の被災地を視察(数件の家が土石流により流された場所)。
  • 救世軍呉小隊の会堂兼保育所を視察(狩留家から車で約30分)。狩留家の他の福祉施設が大きなタンクで給水に来ていた。愛光園も給水に来ていた。
  • インマヌエル呉キリスト教会を訪問。内山牧師と会い、呉の教会の様子などを聞き、共に心を合わせて祈り合った。教会と自宅は断水になっていない。信徒の方々の安否は確認中。

現状報告

  • 呉市は広範囲に断水している状態で、その範囲が拡大している。現在水道水が支えている場所が近いうちに使えなくなる可能性がある。水道の完全復旧まで3週間要するという情報が流れている。飲料水も店舗での購入が困難な状態が続いている。
  • 現在、焼け山経由で広島に抜ける道が開通したが、昨日広島に抜けるのに12時間かかったとの報告があった。
  • 狩留家に隣接する広島寄りの天応地域が昨日まで水に浸かっており、断水し、周辺のスーパーなどは食料品がなくなり、飲み水、食べ物に困っていることが地域住民を通して伝えられた。今は広島市で物資を買い込み、フェリーで運ぶしかできない状態で、給水所まで行けなかったり、行けても水を運ぶ容器等が不足している現状もあるとの報告を受けた。
  • 今後呉市周辺ではガソリン供給が困難になる可能性も指摘されている。
  • 市内のスーパー、コンビニなどで食材の多くが入って来ない状態が続いている。

今後の活動

  • さらなる断水に備え大型の給水タンク(3千リットルから500リットル)を購入。数個から10個程度購入し、広島で水を汲んで呉まで運ぶことにした。
  • 10日早朝、吉田士官が呉から広島に来て、堀川寛氏(アッセンブリー・三滝グリーンチャペル牧師)が大型給水タンクを用意し水道水を入れておき、持って帰ってもらうことに。今後しばらく、このためのボランティアが必要になる。
  • 災害支援のための口座を開設し、募金を募ることを、広島市内になる教会による広島宣教協力会執行部に了承を得ることにした。その際、広島宣教協力会内の教会に限って依頼する。
  • 引き続き情報を収集し、特に呉市とその周辺への支援活動の可能性を模索する。
  • 適宜収集した情報を広島宣教協力会に知らせる。
  • すでに情報交換している日本国際飢餓対策機構などとの連携を模索し、問い合わせのあるキリスト教メディアにも適宜対応する。

(写真撮影=北野献慈)

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