《特集》聖書に発見!回復のプログラム③ エリヤの場合


聖書に発見!回復のプログラム

エリヤの場合

聖書の中には、様々な理由で破綻した登場人物が、回復へと導かれる事例がいくつも載っている。その中から、今回はエリヤの話を。

大成功の後の徒労感から「預言者やめたい」と逃走

命を狙うという王妃イゼベルの脅しを恐れ、逃げたエリヤ。預言者ながら、あくまで弱さをもった人間としての姿が描かれている。その直前、神によって敵に勝利したにもかかわらず、それでも悔い改めない人々の姿に信仰の疲れ、無力感、挫折感を感じたのではないだろうか。責任の解除を訴えるエリヤに、神は休息を与える。そして、今はまだ使命を負った旅の途中であり、再び旅をするようにとエリヤを促す。

エリヤがたどり着いたホレブ山(シナイ山)はイスラエルと神との契約の原点であり、この地で神のみこころを確認したかったのではないかと思われる。ホレブで神は、エリヤが訴える苦悩には答えることなく、エリヤが何者で、どこに置かれているかを確認させるかのような問いかけをしている。長期的にしかわからない神のみわざの中にこそ答えがあり、神はその中でエリヤを用いられる。具体的なことは聖書に書かれていないが、おそらくエリヤは神の使命に立ち返ったと思われる。この後、エリヤは神に命じられた通り、後継者としてエリシャに外套をかけ使命をゆだねていく(Ⅰ列王記19章)

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