《特集》聖書に発見!回復のプログラム⑤ ベテスダの男の場合


聖書に発見!回復のプログラム

ベテスダの池のほとりにいた男の場合

聖書の中には、様々な理由で破綻した登場人物が、回復へと導かれる事例がいくつも載っている。その中から、今回はベテスダの池のほとりにいた男の話を。

38年間の苦しい闘病生活からの脱出

38年間も病気の治らない男が、「水面が動いたとき、一番に入った者は病気が治る」と言い伝えのあるベテスダの池を訪れ、伏せっていた。

ある時、イエスが男を訪ねて聞いた。「よくなりたいか」。あまりに単純な質問だが、イエスはまず、本人の意思を確認しようとした。それに対し男は、「よくなりたい」とは答えず、水面が動いたとき、自分を一番に池に入れてくれる人がいないのだと訴える。長い闘病で、絶望と孤独に支配され続け、いつしか男は本当の願いと、頼るべきものを見誤るようになっていた。

イエスが「起きて、床を取り上げて歩きなさい」と命じると、男はすぐに治り、歩き始めた。後に再会した時、イエスは「もう罪を犯さないように」と男を諭す。癒やしは体だけでなく、魂をも含めたもの。神のみが、それを与えうる方だった。 (ヨハネ5・1—14)

<「百万人の福音」2017年4月号より>→購入する場合は

関連記事

コメントは利用できません。

ページ上部へ戻る